本探査システムを用いれば、深度200m付近までの比抵抗構造を、簡便に、かつ迅速に測定することができます。
TD-View概要
原理
突然に変化させた電流(磁場)を信号として用います。
この電流(磁場)の変化は地下に電磁誘導を引き起こします。
地盤に引き起こされた電磁誘導は地下の比抵抗構造を含み、その誘導された電磁波の波形を解析することにより地下の比抵抗構造が求まります。
TDView機器仕様
内容 | 項目 | 仕様 |
---|---|---|
送信機 (トランスミッター) |
最大出力 最大電圧 最大電流 通電時間 |
8kw 800v 10A 10,20,40,80msec(×4/サイクル) |
発電機 | 最大出力 電圧 周波数 |
5.5kw 200v(三相) 60Hz |
送信用高精度時計 受信用高精度時計 |
ルビジューム 水晶 |
GPSによる完全同期 GPSによる完全同期 |
受信器 | サンプリング間隔 AD分解能 チャンネル数 増幅率 波形処理 センサー 測定値 |
2μsec 24bit 4ch(最大) (通常Hz(垂直磁場成分)の1チャンネルを使用) -10~20dB[10dBピッチ] スタッキング、デジタルフィルタ インダクションコイル 波形(コイルによる受信波形) |